デコパージュのなが~い話
2010年 11月 11日
前回のつづきから。
まずは~Yさんの教室に通うきっかけをくださったNえさんの話~。
5月のある日、ご近所でいつも大変お世話になっているNえさんの家でお茶をさせてもらっていた時。
Nえさんはなにげな~く、なんとまぁ素敵な絵のついたランチョンマットを置いてくださいました。お茶にしろお菓子にしろ、それらが入ってる食器にしろ、出してくださる方が素敵だと、すべてが素敵に見える♥こんな奥様になりたいな~♥と憧れてしまう、奥様の鏡のようなNえさん。
「ランチョンマット素敵ですね~!!」なんて言って騒いでいたら、「実はそれデコパージュで作ったんだよ~」って。
エー??!これがあのデコパージュ?自分の作ったトレーとの完成度の違いにビックリ。。。それから作られた作品を見せてもらったのですが、どれも素敵なものばかり。丁寧に丁寧に、時間をかけて作られているのがよくわかりました。なぜなら色つやや肌触りが私のものとは全然違う!!
NえさんはYさんの教室に通われているとのこと。教えてもらう先生によってこんなに違うものか~。その頃15人くらいの方が通われていてスペース的に限界という話だったので、Yさんの教室には通えないと諦めていた私。
~Yさんとの出会い~
すると、別の日。よっぽどデコパージュのことで衝撃を受けていた私のためにNえさんが、Yさんの作品を見せてもらうために、Yさんと会う機会を設定してくださったのです。お忙しいのに本当にありがたい・・・。
工房の中にビッシリと並べられている、Yさんが作られた作品を見て・・・これまた衝撃。その数にも驚きましたが、ひとつひとつ見せてもらうと、ひび割れを入れる技法や立体的にする技法、それぞれに違った工夫がされていること。私の初めてのデコパージュは色をベターっと塗っただけだったので、とても衝撃的でした。
そして、何より仕上がりの美しさ。Yさん曰く・・・仕上げが肝心であるとのこと。現地の教室との最大の違いはこの仕上げにあるのです。もともとは白木のものですが、とても木とは思えない質感に仕上がっています。お話をうかがうと、仕上げに塗るコーティング剤は最低でも15回、20回、30回、40回・・・塗れば塗るほど、艶と肌ざわりがよくなると。けど、1日にMAX3回しか塗れないので、15回塗るにも5日もかかるのです。また、その仕上げ方にもいくつか方法があり、使用する液も違うとのこと。
現地の教室に行って感じていたことではありましたが・・・先生ですらなんだかおおざっぱというか、雑というか。現地の先生はただ作ること、Yさんは「いかにいいものを作るのか」ということを求めていて、デコパージュへの「こだわり方」が違うのだと思いました。
Yさんは今はダーバンに在住されていて、アメリカ、イギリス、南ア(ヨハネスブルグ)と、海外生活のプロフェッショナル。とても気さくに、デコパージュのお話や色々な話をしていただいていました。その話の中で、私の南アでの生活は今年の12月までだと知った、Yさん。すると、
「そしたら、うちにいらっしゃい!年末までできるだけたくさんの思い出を作ったらいいわよ~!」
と、あまりにサラっと言ってくださったのです!!!
「いいんですか~???!!よろしくお願いします!!!」
なが~い話になりましたが、このYさんの一言のおかげで、無事Yさんの元でデコパージュを始めることができました。ご好意に感謝です。
そして明日から3日間、1年に1度開かれるという、「デコパージュ展」が始まります!私はこれを目標に、せっせこせっせこ作品を作ってきました。そのうちの数点をとりあえず。
でました~!憧れのランチョンマット。せっかくだから、アフリカにちなんだ絵が貼りたくて。動物たちと南アの国花・プロテアです。床に使用するフロアーバーニッシュという仕上げ剤を使って、ピカピカに仕上げてみました。
コースターたち。マンデラさんも登場する南アの切手で埋め尽くされた紙を使いました。全部コースターのふちには豪華に金箔が貼ってあります。黒い方には金箔を貼った時に出た金の粉を散らしてみました。コースターを入れる箱は、表面をわざとシワシワに。色を塗る前にティッシュペーパを貼ることでしわができ、(ティッシュが薄いので貼ったら勝手にしわができます。)ちょっと変わった質感と、しわの部分に色がついて、とても面白いものが出来ました。
時間がない、時間がないと焦りながらも結構たくさんの作品を作ることができました。ついでにたくさんの思い出も。これらを日本に帰って使う度に、南アでの生活を、一緒の工房で作ってた皆さんのことを思い出すのだと思います。明日はそんな思い入れのある作品たちを披露します。いろんな人に見に来てもらえたら嬉しいな♪
まずは~Yさんの教室に通うきっかけをくださったNえさんの話~。
5月のある日、ご近所でいつも大変お世話になっているNえさんの家でお茶をさせてもらっていた時。
Nえさんはなにげな~く、なんとまぁ素敵な絵のついたランチョンマットを置いてくださいました。お茶にしろお菓子にしろ、それらが入ってる食器にしろ、出してくださる方が素敵だと、すべてが素敵に見える♥こんな奥様になりたいな~♥と憧れてしまう、奥様の鏡のようなNえさん。
「ランチョンマット素敵ですね~!!」なんて言って騒いでいたら、「実はそれデコパージュで作ったんだよ~」って。
エー??!これがあのデコパージュ?自分の作ったトレーとの完成度の違いにビックリ。。。それから作られた作品を見せてもらったのですが、どれも素敵なものばかり。丁寧に丁寧に、時間をかけて作られているのがよくわかりました。なぜなら色つやや肌触りが私のものとは全然違う!!
NえさんはYさんの教室に通われているとのこと。教えてもらう先生によってこんなに違うものか~。その頃15人くらいの方が通われていてスペース的に限界という話だったので、Yさんの教室には通えないと諦めていた私。
~Yさんとの出会い~
すると、別の日。よっぽどデコパージュのことで衝撃を受けていた私のためにNえさんが、Yさんの作品を見せてもらうために、Yさんと会う機会を設定してくださったのです。お忙しいのに本当にありがたい・・・。
工房の中にビッシリと並べられている、Yさんが作られた作品を見て・・・これまた衝撃。その数にも驚きましたが、ひとつひとつ見せてもらうと、ひび割れを入れる技法や立体的にする技法、それぞれに違った工夫がされていること。私の初めてのデコパージュは色をベターっと塗っただけだったので、とても衝撃的でした。
そして、何より仕上がりの美しさ。Yさん曰く・・・仕上げが肝心であるとのこと。現地の教室との最大の違いはこの仕上げにあるのです。もともとは白木のものですが、とても木とは思えない質感に仕上がっています。お話をうかがうと、仕上げに塗るコーティング剤は最低でも15回、20回、30回、40回・・・塗れば塗るほど、艶と肌ざわりがよくなると。けど、1日にMAX3回しか塗れないので、15回塗るにも5日もかかるのです。また、その仕上げ方にもいくつか方法があり、使用する液も違うとのこと。
現地の教室に行って感じていたことではありましたが・・・先生ですらなんだかおおざっぱというか、雑というか。現地の先生はただ作ること、Yさんは「いかにいいものを作るのか」ということを求めていて、デコパージュへの「こだわり方」が違うのだと思いました。
Yさんは今はダーバンに在住されていて、アメリカ、イギリス、南ア(ヨハネスブルグ)と、海外生活のプロフェッショナル。とても気さくに、デコパージュのお話や色々な話をしていただいていました。その話の中で、私の南アでの生活は今年の12月までだと知った、Yさん。すると、
「そしたら、うちにいらっしゃい!年末までできるだけたくさんの思い出を作ったらいいわよ~!」
と、あまりにサラっと言ってくださったのです!!!
「いいんですか~???!!よろしくお願いします!!!」
なが~い話になりましたが、このYさんの一言のおかげで、無事Yさんの元でデコパージュを始めることができました。ご好意に感謝です。
そして明日から3日間、1年に1度開かれるという、「デコパージュ展」が始まります!私はこれを目標に、せっせこせっせこ作品を作ってきました。そのうちの数点をとりあえず。
でました~!憧れのランチョンマット。せっかくだから、アフリカにちなんだ絵が貼りたくて。動物たちと南アの国花・プロテアです。床に使用するフロアーバーニッシュという仕上げ剤を使って、ピカピカに仕上げてみました。
コースターたち。マンデラさんも登場する南アの切手で埋め尽くされた紙を使いました。全部コースターのふちには豪華に金箔が貼ってあります。黒い方には金箔を貼った時に出た金の粉を散らしてみました。コースターを入れる箱は、表面をわざとシワシワに。色を塗る前にティッシュペーパを貼ることでしわができ、(ティッシュが薄いので貼ったら勝手にしわができます。)ちょっと変わった質感と、しわの部分に色がついて、とても面白いものが出来ました。
時間がない、時間がないと焦りながらも結構たくさんの作品を作ることができました。ついでにたくさんの思い出も。これらを日本に帰って使う度に、南アでの生活を、一緒の工房で作ってた皆さんのことを思い出すのだと思います。明日はそんな思い入れのある作品たちを披露します。いろんな人に見に来てもらえたら嬉しいな♪
by anna-in-nanna
| 2010-11-11 20:19
| Hobby